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難波さんの「言葉」

 
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先月お亡くなりになった難波さん!僕の人生の中で、とても大切な方です。今回亡くなる前に難波さんから話を聞いていて、「難波さんのみんなに伝えたい事。」を共有できたらと思い、こちらを書きました。


難波さんとの出会いは2018年!僕が女子ラグビー選手対象の青山ウィメンズラグビーアカデミーで松田塾(Brave Louveの先駆け)生徒が来ていて、そこで紹介してもらいました。
「タッチラグビープレーヤーがセブンズヘッドコーチになって日本一になる♪そして日本代表コーチになるんだ!外部だけでなく、内部ですらもタッチラグビープレーヤーがコーチなどできないと冷ややかな目で見ているのは事実だが、オレはできると思っている」
と言い続けてくれた難波さん。病を発症して、チームの動きをかなり活性化させ、正直ぶつかることもありました。


今年7月の学生選手権の際、難波さんは再発の旨をチームに語った。ご本人の中でも覚悟はしていたが、ショックを隠せない様子でした。チームミーティングの後、ホテルロビーのカフェで座る難波さん。「ひで。」と呼ばれて同席させてもらいました。色んな話をする中で、僕から質問をしました。
「難波さん、ぼくや若い子達に伝えたい事ありますか?」と。僕は父を亡くした際、父の言葉を聞くことができなかった。※代わりに無言の👍ポーズをもらったのが僕の現在の活力。なので、言葉を聞いています!!


僕は父を見ていたので、再発では一気にくることを知っていた。難波さんは最初「なんだろうなぁー」と恥ずかしがっていましたが、そのことを汲み取ってくれたのか、目つきが変わり「言葉」を伝えてくれました。

「今の若い子達はとても周りに気を遣って生きているだよね。気を遣うことは悪いことではないんだけど、気にしすぎて自分のやりたいことをできていないんだよ。やりたいこと、やってみたいことを周りを気にせずやってほしい。人生は一度きりだからね。」


短い「言葉」だったけど、難波さんの生き様そのものの熱い「言葉」でした。
僕は今年でBrave Louveのセブンズヘッドコーチを辞任しましたが、常に背中を守ってくれたことに感謝しかありません。おかげで僕の指導の幅は大きく広がるとともにプレーヤーとしても年齢に関係なく上達していくのを肌で感じていました。またBrave Louveを通じて多くの方々にお会いできたのも宝物です。
難波さん、天国でもぜひラグビー三昧でお過ごしください⭐️
RIP.

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